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| RSI (Relative strength index) |
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さて,ここで 3/4の RSIを求めてみよう。3/4の RSIはこの日を含む過去 13日間のデータが必要であるから 2/16まで遡らなければならない。2/16の終値 118.75は前日の終値 115.57から 3.18高いので上昇分の欄に 3.18と記入,下落分の欄は空白のままにしておく。以下同様にして 12日分の騰落を書き込む。次に 13日間の上昇分,下落分の合計をそれぞれ計算し,それを 13で割って平均値を出す。ここで上昇の平均値を U,下落の平均値を Dとすると,RSIは次の式で求められる。
[実例]
左図は 1998年 12月 25日から 1999年 3月 12日までのドル・円相場。安値 108.20をつけた時点で RSIは 20を切っており売られ過ぎの状態を示していた(●印)。案の定相場は反転上昇,116を越えるまで回復。この時点で今度は RSIが 80を抜き(●印)買われ過ぎとなり相場に押しが入った。
その後相場は更に上昇,120を越えると同時に RSIが再度 80以上の値を示し一旦は訂正が入ったが切り返し 124近くまで接近した。しかし,このとき RSIは逆に下がるという現象が現れている。一種のダイバージェンスである。ストキャスティックスと同様,指数の高値圏(または底値圏)で出現するダイバージェンスは要注意。左図の例ではその後の相場急落を招いている。以上,RSIが見事に効果を発揮した例だが,逆に全く当てにならないケースもしばしばある。特にダラダラと続く一方通行の相場においてはこの指標を「相場の行き過ぎを知るツール」として捉えると全く頼りにならない。次の例を見てみよう。
左図のドル・円相場,約2ヶ月間ほとんど戻りらしい反発もないまま相場が下がり続けている。ドルが 98円を下回ったあたりから RSIが売られ過ぎを示す 20を切り始め,なんとその後1ヶ月間ほど毎日 20以下の数値を示したままであった。Oversold(売られ過ぎ)の状況下で相場が依然として下落し続けたという事は,「売られ過ぎではなかった」ということだ。単に RSIに全幅の信頼を置いていたら,反転を期待しては何度もドル買いから仕掛けてその度に痛い目に遭ったことであろう。追撃売りができなかったはずだ。もみ合い相場では一度取り逃がしたレベルはまた帰ってくるが,一方通行の相場で取り逃がせば致命的である。その意味では戻りのないまま進行し大きな相場振幅を伴う危険性のある相場において,正しいシグナルを発することができない RSIは重大な欠陥を持つといえる。
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