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2025/12/04(木) 10:34 JST

ユーロ・ドルは昨日、1.1678まで上昇。今朝の市場では午前10:30現在、1.1660付近での取り引き。昨日時点で1.1647に位置した89日移動平均線を越えつつある流れとなっている。
ユーロ上昇を阻んでいた89日線が破られようとしているが、中期的な観点からはそれほど大きな動きではないだろう。依然としてもみ合い色が濃い相場展開だ。ただ、下値を固めたことで目先、1.1730レベルを試す動きがありそう。同水準が破られると中期的なもみ合い圏の上限、1.1900レベル近辺への上値余地が生じる。89日線は1.16台半ばで横ばい推移すると予想される。
下値に関しては21日移動平均線がサポート。今後、1.1580/1.1600ゾーンを上がってきそうだ。これが相場をうまく下支えると相場上昇の芽が育つ。破られると一段ともみ合い色が深まる。このときの下値目処は1.1470/1.1500ゾーンだ。
2025/12/03(水) 09:57 JST
ドル・円は一昨日、21日移動平均線を下抜いて154.67まで下落したが、終値は同移動平均線を下回らなかった。一時的なブレイクにとどまりクリア・ブレイクの判定を得るのは難しく、現時点ではまだ天井を見たとは言い切れないようだ。
ドル・円は堅調地合いが継続中だ。ただ、一時的にせよ21日線を割り込んでいるので下方圧力がくすぶっていることも意識せざるを得ない。したがって、相場がいきなり切り返して上値を一気に目指す流れにはなりにくいか。特に156.60/75ゾーンの抵抗帯が上値を重くしそうだ。ドル・円がこれを越えられないようであれば、同ゾーンを上限、154.67を下限とするもみ合い圏を形成するのではないか。
ドル・円が予想に反して上記抵抗帯を越えれば、157.20トライに要注意となる。他方、下値に関しては154.67突破で売り圧力の高まりに要警戒。このとき、153.60レベルへの下値余地が生じる。
2025/12/01(月) 10:31 JST
ここ最近、ドル・円はじりじりと下値を切り下げる展開。今朝の市場では午前10:10ごろに155円台半ばまで下落する場面があった。先週の安値155.66を下抜けようとしている。
相場の流れが転換したとのシグナルはまだ得られていないが、そうなる可能性が徐々に高まりつつあるようだ。下値の焦点は21日移動平均線。同移動平均線は本日の終値が155.21ならば同じ値をとる。破られると157.90で当面の天井を見たとの判断が有力となる。このとき、153.60レベルへの下値余地に要注意だ。
他方、上値に関してレジスタンスは156.60/75ゾーン。先週の水曜日以降、ドル・円は同ゾーンより下に押さえ込まれている。これが破られると157.20レベルが試される。
2025/11/30(日) 21:09 JST
ユーロ・ドルはチャートを見てわかる通り延々ともみ合いが続いている。この膠着状態から抜け出すための要素が今のところ見当たらないだけに当面、もみ合い相場が継続すると予想せざるを得ないようだ。
想定されるもみ合い圏はこれまでの見方通り、上限を89日移動平均線、下限を1.1470レベルとするゾーンだ。同移動平均線は目先、1.1645近辺を横ばい気味に推移すると予想される。もみ合い圏突破後の予想される狙い目も変わらず、上値は1.1730レベル、下値は200日移動平均線となろう。200日線は目先、1.1440/45レベルを上がってくると見られる。
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