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2025/12/10(水) 10:19 JST
ドル・円は昨日、156.96まで上昇。抵抗帯と見た156.60/75ゾーンを越えてNY市場引けは156.90レベル。今朝の市場では午前10:15現在、156.70付近での取り引きとなっている。

ドル・円は上記抵抗帯を抜けようかという勢いだ。クリア・ブレイクに成功したかどうか明確ではないが、上値を目指す流れができつつあるように見える。ドル・円が[157.90⇒154.35]の下落に対する76.4%戻しポイント、157.06を越えてくるようだと157.90を狙って上昇圧力が一段と強まりかねない。

下値に関しては155.70レベルがサポート。破られると154.35への下値余地が生じる。その流れでドル・円が同水準を下抜くことができなければ、もみ合い相場へと移行しそうだ。



2025/12/09(火) 10:18 JST
1.1500近辺で下値を固めて反発に転じたユーロ・ドルは先週半ば以降、1.1680付近で頭打ちとなっている。上値の重さが見て取れるが、21日移動平均線より上で推移している間は上値トライの芽は摘まれない。先週の高値1.1682が破られると1.1730レベルが試される。21日線は目先、1.1595/1.1600付近で推移しそうだ。

ユーロ・ドルが21日線を下回ると相場のもみ合い色が深まる。このときの下値目処は1.1470/1.1500ゾーン。同ゾーンが破られると200日移動平均線も破られる流れになるのでユーロ売り圧力の高まりに要警戒となる。同移動平均線は目先、1.1475/80付近をなだらかに上がってきそうだ。その下のポイント(サポート)は1.1400レベルだ。


2025/12/07(日) 23:42 JST

ドル・円は先週後半にサポートだった154.67を下抜く場面があったが、フォローのドル売りが続かず下げ幅拡大に失敗。週末に154.35をつけたあと155.35付近でNY市場を引けた。

ドル・円の上値の重い状況が継続しているが、154円台で下値の固さも印象的だ。この流れで上図に示した時間足上の抵抗線が破られると下方圧力が緩みそう。ただ、ドル・円は21日移動平均線に絡む展開となっているため、もみ合い色を帯びる中で上値を大きく見込みにくいのではないか。156.60/75ゾーンが抵抗帯となってドル上伸を阻みそうだ。

下値に関しては154.35がポイント。突破されると153.60レベル、或いは152.85レベルへの下落余地に気をつけたい。


2025/12/04(木) 10:34 JST

ユーロ・ドルは昨日、1.1678まで上昇。今朝の市場では午前10:30現在、1.1660付近での取り引き。昨日時点で1.1647に位置した89日移動平均線を越えつつある流れとなっている。

ユーロ上昇を阻んでいた89日線が破られようとしているが、中期的な観点からはそれほど大きな動きではないだろう。依然としてもみ合い色が濃い相場展開だ。ただ、下値を固めたことで目先、1.1730レベルを試す動きがありそう。同水準が破られると中期的なもみ合い圏の上限、1.1900レベル近辺への上値余地が生じる。89日線は1.16台半ばで横ばい推移すると予想される。

下値に関しては21日移動平均線がサポート。今後、1.1580/1.1600ゾーンを上がってきそうだ。これが相場をうまく下支えると相場上昇の芽が育つ。破られると一段ともみ合い色が深まる。このときの下値目処は1.1470/1.1500ゾーンだ。


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