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2010/07/24(土) 09:40 JST グラフを更新

東京金取建て玉| | ユーロ| ポンド| スイスフラン| 豪ドル| カナダドル

[ 図の見方 ]
上図はシカゴ先物市場における、実需ベースではなくいわゆる投機的とみなされる通貨取引の建て玉推移を1週間刻みで示したもの。左側縦軸の数値は当該通貨ショートの建て玉残とロングの建て玉残の差、つまりネットの残高(取引枚数)を示している。棒グラフはこの数字の推移を表す。為替相場の動きとネット残高の変化が視覚的に重なり合ってイメージしやすいように
  • 円取引については円・ショート残高から円・ロング残高を引いたものをネットの残高(スイスフラン、カナダドル取引も同様)
  • ユーロ取引に関してはユーロ・ロング残高からユーロ・ショート残高を引いたものをネットの残高(ポンドと豪州ドル取引もこれと同様)
としている。

いわゆるシカゴ筋がひとりで為替市場を動かしているわけでは決してないが、市場参加者がシカゴ先物市場の建て玉指標を注視する理由は、単にシカゴ筋の動向を読むのに必要なだけではなく、これらの指標がマーケット全体の縮図を表していると推測されるためだ。つまり、シカゴ筋のポジションの偏りは、マーケット全体のポジションの偏りを鏡写しにしているのだろうと考えるからに他ならない。

では、ポジションの偏りが把握できればそこから何が判るのだろうか? それは、シカゴ筋、或いは投機筋が相場に対して強気の姿勢なのか弱気に傾いているのかを推測できることはもちろん、もっと重要なのはポジションの偏りが大きく膨らむとそのポジションを手仕舞うときに市場に大きなインパクトを与えかねないという点である。例えば、ドル・円相場が円高に向かっているときにシカゴ筋の円ロングが積みあがったとする。円高の流れが進行し続ける限り円ロングを保有する者はなんら困った状況には追い込まれない。しかし、ドルが反転上昇し急速に円安に向かえば、円ロングを保有する者はどこかの水準を境に含み損を抱えることになるだろう。このとき、損失を回避するために彼らは円ロングを手仕舞う行動に打って出る可能性が高くなる。これが実際に起これば市場に少なからぬインパクトを与えるかもしれず、さらに円安の動きに弾みをつける結果になりかねない。こういった潜在的なリスクがあることをシカゴのポジションは暗示している。

東京金取建て玉



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