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テクニカル分析記事

2024/11/29(金) 10:11 JST
ユーロ・ドルは1.0335をつけたあとじりじりと買い戻される展開。水曜日に抵抗線をクリアに上抜けて1.0587をつける場面があった。抵抗線ブレイクでショート・カバーが入りやすい流れになっている。ただ、基調的な下落トレンドに明確な一服感を出すためには21日移動平均線を越えなければならない。同移動平均線は目先、1.0615/25付近を下がってきそうだ。

下値に関してサポートはまず、1.0525/30レベル。昨日のマーケットで相場を下支えた水準だ。これが破られると次のサポートは1.0425。同水準も突破されると1.0335を試す動きに要注意となる。


2024/11/28(木) 10:03 JST

日足雲11/2811/2912/2
上限149.22149.22149.58

ドル・円は昨日、200日移動平均線を下抜いて150.45まで下落した。21日移動平均線突破に続いて200日線も破ろうとしている動きは流れの転換可能性を予感させる。ただ、一般的に200日線ブレイクを確認するには時間がかかるため、まだ推移を見守る必要があるものの、少なくともドル上昇の勢いは大きく削がれただろう。目先の下落余地は日足雲上限、或いは89日移動平均線まで。89日線は148.25/30付近を下降しそうだ。

上値に関してレジスタンスは200日線と21日線。目先、200日線は152.00付近を横ばい、21日線は153.60/75付近を下がってきそうだ。ドル・円が両移動平均線に絡んでくれば流れはもみ合いへと移行するのではなかろうか。


2024/11/26(火) 10:09 JST
ドル・円は小幅もみ合い状態だ。昨日、ザラ場で21日移動平均線(153.90)をやや下回る場面があったが、終値は154.20付近。まだクリアに破っていない。この流れが続く限り、堅調地合いは維持される。しかし、同移動平均線がクリアに破られると先週の安値153.27をトライ。さらに、200日移動平均線への続落リスクにも要注意の流れとなる。200日線は目先、152.00付近を横ばい気味に推移すると予想される。

上値に関しては155.00レベルと155.90レベルがレジスタンス。後者が破られると最近の高値、156.76が再び試されることになりそうだ。


2024/11/24(日) 22:26 JST
ユーロ・ドルは先週末に1.0335まで下落。昨年10月につけた安値、1.0448を下回った。日足ローソクは陰線ながらも長い下ヒゲを伴ったのでユーロ売り一服感が出やすい形だが、ユーロ・ドルが左図に示した抵抗線の下側にある限り下値不安を拭い去ることはできない。1.0335ブレイク後のターゲットは[0.9538⇒1.1275]の上げ幅に対する61.8%戻し、1.0200レベルだ。ちなみに、76.4%戻しは0.9948となる。

ユーロ・ドルが抵抗線を越えてくればひとまずユーロ売り一巡感が広がりそう。ただ、基調的な軟調地合いを解消するためには21日移動平均線を破らなければならない。同移動平均線は目先、1.0660/80ゾーンを下がってくると予想される。


2024/11/22(金) 10:18 JST
ここ最近、ドル・円の上値が重くなってきており左図に示したサポートラインから外れかかっている。上昇のリズムに少し狂いが見え始めたようだ。ただ、21日移動平均線より上で推移しているので堅調地合いは維持している。同移動平均線は目先、153.70/90付近で推移すると予想される。ドル・円がこれを下回ると上昇一服感が強まり修正のドル売りが入りやすくなるため、200日移動平均線への下値余地に要注意だ。200日線は151.95付近で横ばい推移しそうだ。

上値に関して注目ポイントは最近の高値、156.76。破られると心理的な壁となる、160.00レベルを試す動きに気をつけたい。


2024/11/21(木) 10:25 JST
ユーロ・ドルは1.0497をつけて下げ渋ったあと、概ね.1.05台を中心に小幅もみ合い推移。上値は1.0610レベルがレジスタンス、下値は1.0500付近がサポートとなってもみ合い圏を形成している。目先はこのもみ合い圏で売り買いが交錯しながら方向を模索することになる。

ユーロ・ドルが1.0610を破れば21日移動平均線が試される。同移動平均線は目先、1.0700/25ゾーンを下がってきそうだ。21日線も破られると下げ一服感が強まり1.0863付近を横ばい中の200日移動平均線が視野に入る。

他方、1.0497が突破されると一段と下値を探る動きが強まろう。下値ターゲットは1.04台半ば。ブレイクされると1.0405レベルや1.0200レベルを狙う動きに要警戒となる。


2024/11/19(火) 10:20 JST

11/1911/2011/21
サポートライン154.50154.86155.22

ドル・円は先週木曜日に156.76まで上昇。金曜日は頭の重い展開となり今朝の市場では午前10:18現在,154.20付近での取り引きとなっている。

左図に示したサポートライン(チャンネル下辺)が本日は154.50に位置。現在の相場はそれをやや下回っているものの、21日移動平均線よりは上で推移している。基調としての上昇トレンドにまだ変化が見られない。この流れが続く限り、156.76再トライのリスクがくすぶる。同水準が破られると次のターゲットはチャンネル上辺(11/15の記事参照)だ。

ドル・円が21日線を下回れば修正のドル売りが入りやすくなる。この時の下値ターゲットは200日移動平均線だ。21日線は目先、153.35/50付近を上昇か。200日線は151.90付近を横ばい気味に推移すると予想される。


2024/11/17(日) 22:11 JST

ユーロ・ドルは先週木曜日に1.0497まで下落したあと翌日は下げ渋ったものの、基調としての下落トレンドに乱れはなく依然として下値リスクを抱えたままだ。目先のターゲットは1.04台半ば。ここで止まらなければ[0.9538⇒1.1275]の上昇に対する50%戻し、1.0406や61.8%戻し、1.0202がターゲット候補となろう。

上値に関しては21日移動平均線に注目。目先、1.0730/55ゾーンを下がってきそうだ。ユーロ・ドルが同移動平均線を越えれば下落の流れに歯止めがかかりやすくなる。このとき、反発の目処は1.0760レベル、或いは200日移動平均線。200日線は1.0865付近で横ばい推移しそうだ。


2024/11/15(金) 10:26 JST

チャンネル11/1511/1811/19
上辺159.71160.07160.43
下辺153.79154.15154.50

ドル・円は昨日、156.41まで上昇。今朝の市場では一段と上げ幅を拡大して一時、156.75付近まで買い進まれたもよう。[161.95⇒139.58]の下落に対する76.4%戻しレベル、156.67を達成した。下落に対する綾戻しとしては十分に水準を回復したことになる。したがって、テクニカル的に値ごろ感からドル上昇にブレーキがかかりやすくなる。相場が反落に転じた場合、下値のポイントは想定されるチャンネル下辺と21日移動平均線。21日線は目先、153.00/20近辺を上昇しそうだ。両者が破られると上げ一服感が強まる。

ドル・円の上昇に歯止めがかからない場合、目指すターゲットはチャンネル上辺だ。ただ、相場がいわば、”伸びきった”状態になるので思わぬところでカウンターのドル売りが持ち込まれるリスクに要警戒となる。


2024/11/13(水) 09:59 JST
ドル・円は昨日、154.92まで上昇した。今朝の市場でも堅調地合いを維持しており午前9:56現在、154.90付近での値動き。これまでの高値154.71を上回った状態だ。

21日移動平均線に沿う形で上昇トレンドを維持しているドル・円の目先ターゲットは[161.95⇒139.58]の下落に対する76.4%戻しレベル、156.67近辺だ。ただし、ドル・円が21日線を下回ることになれば上昇にブレーキがかかりやすくなる。さらに、200日移動平均線も下回れば上昇一服感が強まり相場のもみ色が濃くなる。21日線は目先、152.35/65ゾーンを上昇か。200日線は151.80付近をなだらかに上昇すると予想される。


2024/11/12(火) 10:29 JST

ユーロ・ドルは昨日、1.0656まで下落。上図に示したサポートラインを下抜けようとしている。ターゲットの一つだった1.0665を達成、次の狙い目は4月につけた安値に相当する1.0600レベルだ。同水準が破られると1.04台半ばへの下落余地に要警戒となる。そこで一旦はユーロ下落にブレーキがかかると見たいが、突破されるとチャート上、下値に関しては引っ掛かりがよくわからない。フィボナッチ・リトレースメントを頼りにすれば、[0.9538⇒1.1275]の上昇に対する50%戻し、1.0406や61.8%戻し、1.0202が大まかな目安となろう。

他方、上値に関してレジスタンスはまず、21日移動平均線。目先、1.0800/15ゾーンを下がってくると見られる。ユーロ・ドルがこれを上抜ければ200日移動平均線が試される。同移動平均線は1.0870付近で横ばい推移する。ユーロ・ドルが200日線に絡んでくれば下落一服感が強まる。


2024/11/10(日) 22:16 JST
ドル・円は先週水、木曜日に154.70レベルで二日続けて頭打ちとなった。同水準が強いレジスタンスとなってドルの上伸を阻んだが、依然として21200日移動平均線より上で推移しており堅調地合いは保たれている。21日線は目先、151.80/90付近で推移か。200日線は151.70/75レベルをなだらかに上昇すると予想される。両者が相場を下支えしている間は上値リスクがくすぶり続ける。154.71ブレイク後のターゲットは156.67近辺だ。

ドル・円が21,200日線を下回れば、下押し修正が入りやすくなる。このときの下値余地は89日移動平均線まで。同移動平均線は目先、148.50/70ゾーンを下降すると見られる。ドル・円がこれに絡んでくれば上昇一服感が強まるため、相場の修正局面入りが濃厚となる。


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