テクニカル分析記事

2025/09/12(金) 09:59 JST
ドル・円のもみ合い状態が延々と続いている。狭いレンジの中で売り買いが交錯するも、方向感を見いだせない状況だ。レンジ突破のタイミングを言い当てるのは難しいが、もみ合いがずっと続くはずがない。押し込まれたバネが飛び跳ねるように、レンジ・ブレイクをきっけとして相場が急変するリスクには常に注意が必要だ。

想定されるもみ合いレンジの上限である200日移動平均線は目先、148.70/75レベルをなだらかに下降すると予想される。他方、下限となる89日移動平均線は146.25付近で横ばい気味に推移しそうだ。ドル・円がこのもみ合い圏からはみ出したときのターゲットはこれまでの見方通り、上値は150.92がターゲット、下値は142.69で変わらない。


2025/09/10(水) 10:32 JST
今週に入ってユーロ・ドルは左図に示した抵抗線を上抜け昨日は1.1780まで上昇した。しかし、弾みをつけることができず上値を押さえ込まれたあと反落。今朝の市場では午前10:30現在、1.1690/95付近での値動きとなっている。

抵抗線が本日は1.1707に位置する。現在、ユーロ・ドルはこれをやや下回っている状況だが、21日移動平均線より上で推移している間は上昇余地が十分に見込める。逆に、同移動平均線を下回れば、反発の勢いが削がれ再びもみ合いの色合いが濃くなる。目先、上値のポイントは1.1790/1.1830ゾーン、下値は89日移動平均線だ。89日線は1.1560/70レベルを上昇しそう。21日線は1.1675/80付近で推移すると予想される。


2025/09/09(火) 10:09 JST
ドル・円は大きな波乱もなく落ち着いた値動き。ここ数日、200日移動平均線を試す動きが見られたものの、突破できずじまい。基調的なもみ合い相場が依然として続いている。

これまでの繰り返しになるが、想定されるもみ合い圏は89,200日移動平均線に挟まれるゾーンだ。200日線は目先、148.80付近で横ばい推移しそう。89日線は146.25/30付近をなだらかに上昇すると予想される。ドル・円がこのもみ合い圏から抜け出たあとの目先上値ターゲットは150.92、下値ターゲットは142.69で変わらない。


2025/09/05(金) 10:39 JST

9/59/89/9
抵抗線1.17141.17121.1709

ユーロ・ドルは依然として小幅もみ合い状態だ。今週月曜日に左図に示した抵抗線をわずかに越える場面があったが、クリア・ブレイクに至らず。基調的な変化をもたらすことはできなかった。

抵抗線と89日移動平均線に挟まれたもみ合い圏は依然として有効なようだ。ただ、もみ合い圏はかなり狭まってきたので突破されるリスクに要警戒だ。抵抗線は上表のように目下、1.17台前半を下降中。89日線は目先、1.15台半ば付近を上昇すると予想される。抵抗線が突破されると1.1790/1.1830ゾーンが狙われる。さらに、1.1830レベルも破られると長期チャンネル上辺が視野に入る。同上辺は週足ベースで今週は1.1867、来週は1.1872に位置する。他方、89日線が破られると1.1392への下落余地に要注意となる。


2025/09/04(木) 10:15 JST
ドル・円は昨日、149.11をつける場面があった。瞬間的に200日移動平均線を越えたものの、149円台を維持できずに反落。一日の終値は148.10付近。結果的に200日線突破に成功しなかった。

ドル・円の取引水準がやや持ち上がったが、基調的な流れは依然としてもみ合いが継続しているようだ。もみ合い圏から離脱したと判断するためには200日線、または89日移動平均線をしっかりと抜かなければならない。200日線は目先、148.80近辺を下がってきそう。89日線は146.10/20レベルを上がってくると予想される。ドル・円が想定されるもみ合い圏からはみ出したときのターゲットはこれまで通りで変わらず。上値は150.92、下値は142.69に設定される。


2025/09/02(火) 10:17 JST
ドル・円は依然として動意が見られない。最近でこそ、取引水準が若干下がってきたものの、基調はもみ合い相場のままだ。すでにひと月近く小幅もみ合いが続いているが、いつこの均衡が破られるかをテクニカル要因だけで予測するのは難しいのが正直なところ。ただ、もみ合い圏の上下限になるであろう、200,89日移動平均線が徐々に接近してくるので突破に備えて緊張感は保っておきたい。

もみ合い圏上限候補となる200日線は目先、148.80/85レベルを下がってきそう。他方、下限候補の89日線は146.00/10レベルを上昇すると予想される。もみ合い圏離脱後のターゲットはこれまでの見方通り上値は150.92、下値は142.69で変わりない。


2025/08/31(日) 20:42 JST

9/19/29/3
抵抗線1.17241.17211.1719

ユーロ・ドルの相場環境には依然として変化が見られない。もみ合い状況が依然として継続中だ。この流れが続く限り、先行きの見方にも変化はない。

想定されるもみ合い圏はこれまで通り、抵抗線89日移動平均線に挟まれるゾーンだ。上値を阻むであろう、抵抗線は上表のように1.17台前半を下がってくる。他方、下値を支える89日線は目先、1.1530/40付近を上昇すると予想される。両者に挟まれた領域は日を追うごとに狭まるのでそこから抜け出すのは時間の問題だ。上抜けした場合、ターゲットは1.1790/1.1830ゾーン。下抜けした場合のターゲットは従来の見方通り1.1392で変わらない。


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