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テクニカル分析記事

2024/04/09(火) 11:28 JST
ユーロ・ドルは先週後半から上へ下へと小刻みな動きが見られたが、先週水曜日以降、一日の終値はすべて89,200日移動平均線付近。つまり、もみ合い相場の特徴を色濃く残したままだ。

ユーロ・ドルの基調は依然として中立色を帯びた状態でありなかなかもみ合い圏からの出口を見い出せない。想定されるもみ合い圏は1.07/1.10ゾーンで変わらず。実際にはもう少し範囲が狭まるかもしれない。ユーロ・ドルがもみ合い圏上限を上抜けると1.1140が試される。他方、もみ合圏下限を下抜けば1.0600近辺への続落リスクに要注意だ。


2024/04/07(日) 19:27 JST
ドル・円は膠着状態からなかなか抜け出せない。先週金曜日に一時、151.00を下抜く場面があったが、すぐさま買い戻され151円台後半へ反発した。下値は依然として固くなっておりドル上昇リスクが払拭される状況ではない。

ドル・円は151/152レンジでのもみ合い相場が継続中で先行きに関しての見方に変化はない。152.00がブレイクされた場合、目先のターゲットは長期チャンネル上辺のある152.85付近。下値に関しては151.00のクリア・ブレイク後、21日移動平均線への下値余地に要注意となる。同移動平均線は目先、150.45/65ゾーンを上昇しそうだ。


2024/04/05(金) 10:02 JST

ユーロ・ドルは依然としてもみ合い相場が継続中だ。1.0725をつけて反発に転じたあと昨日は1.0877まで回復。しかし、21,89日移動平均線を越えられずに上げ渋った。方向感が定まらない相場展開だ。

3本の移動平均線に絡みつく流れが延々と続いていることから明らかなように相場のもみ合い色は濃い。もみ合い圏は概ね1.07/1.10ゾーンと見て良さそうだ。同ゾーンからはみ出さない限り、相場の基調としての流れが形成されない。もみ合い圏上限が破られると昨年12月につけた1.1140をトライ。もみ合圏下限が突破されると1.0600近辺への続落リスクに要注意となる。


2024/04/04(木) 09:26 JST
ドル・円は昨日、151.95まで上昇したあと伸び悩む展開。今朝の市場では午前9:25現在、151.60付近での取り引きとなっている。

ドル・円は先週水曜日に151.97で頭打ちとなったように昨日も152.00直前で上昇力を失った。ただ、上値は重いものの、下値しっかりの流れが続いているので上値リスクは解消されていない。152円台に乗せることになれば長期チャンネル上辺、152.85付近への上値余地に要注意となる。

下値に関しては151.00がサポート。破られると21日移動平均線が試されそうだ。同移動平均線は目先、150.10/30ゾーンを上昇すると予想される。ドル・円がこれに絡んでくれば上昇一服感が広がる。同移動平均線の下にある日足雲上限は本日から来週月曜日まで149.21で横ばいとなる。


2024/04/03(水) 11:04 JST
ユーロ・ドルはズルズルと下値を切り下げる展開が続いており昨日、1.0725まで売られる場面があった。しかし、その後はユーロを買い戻す動きが優勢となりNY市場引けは1.0765/70レベルだった。

軟調地合いの中、ユーロ・ドルの下値ポイントは1.0700レベル。正確には1.0696だ。相場はもみ合い色を帯びているので同水準は強いサポートになると見られるが、破られるとストップロスが発動されユーロの下落に弾みがつく恐れがある。そうなれば、次のポイントである1.0600レベルへの続落リスクに要警戒だ。

上値に関しては3本の移動平均線が集中する、1.0835/70ゾーンが抵抗帯となる。ユーロ・ドルがこれを越えたとしても相場のもみ合い色が残ったままなので上値を大きく見込みにくいか。日足雲上限付近、1.09台前半が重くなると予想される。


2024/03/31(日) 22:41 JST

ドル・円は方向感なく狭いレンジでもみ合い状態。3月22日以降、取引は151円台に限定される流れが続いている。

146円台から大幅に上昇したドル・円はここに来て伸び悩んでいるものの、押し目が浅いまま最近の高値圏で推移。上値余地を予感させるマーケットの動きだ。したがって、151.97で天井をつけたとの判定をすることはできないだろう。151.97が突破されると長期チャンネル上辺を狙う動きに要注意だ。同上辺は月足ベースで4月は152.85レベルに位置する。

今のドル堅調地合いに一服感を出すためには少なくともドル・円が21日移動平均線を下回らなければならない。同移動平均線は目先、149.90/150.00レベル付近を上昇すると予想される。その下にある日足雲上限もサポートになるので注目したい。同上限は149.28(月)、149.28(火)、149.34(水)に位置する。


2024/03/29(金) 09:43 JST
ユーロ・ドルは1.0800サポートを下抜けて1.0776まで下落。今朝の市場では午前9:40現在、1.0785付近での値動きとなっている。

サポートが破られつつあることからもう一段の下押しリスクが高まってきたが、相場のもみ合い色は依然として濃いままなので目先の下値余地は大きく見込みにくいか。1.0700レベルが相場を下支えそうだ。しかし、同水準が破られると1.0600近辺への続落リスクに要警戒となる。

上値に関しては1.09台前半(日足雲上限付近)が重くなりそう。ユーロ・ドルが3本の移動平均線を下回りつつあるのでもみ合い色を保ちながらも相場水準が下がりそうだ。日足雲上限を越えたとしてももみ合い相場に変化はないので1.0980/1.1000ゾーンが強いレジスタンスとして上値を重くすると予想される。


2024/03/28(木) 10:50 JST
ドル・円は昨日、2022年の高値151.94を抜いて151.97をつけた。しかし、その後は伸びを欠いて151.00近くへ反落。今朝の市場では午前9:55現在、151.40付近での取り引きとなっている。

ドル・円は新たなステージに入る寸前で足踏み状態となっているものの、天井を打ったとの確信が得られない現状ではまだ堅調地合いが続いているとの解釈が有効だ。したがって、152円台乗せから長期チャンネル上辺、152.60付近を狙う可能性は排除できない。ただ、151.97突破後の流れにおいてはテクニカル分析で考慮しない突発的なリスク(=日銀介入)に警戒しながらの道中となる。実際に介入が入れば”乱打戦”になることが容易に想像できるので、大けがをしたくなければ様子見に徹する、或いはポジションを軽くするのが賢明だ。

下値に関してサポートは近いところから順に151.00レベル、150.25レベル、21日移動平均線。21日線は目先、149.75/90ゾーンを上がってきそうだ。上昇が一服したと判定するためには少なくともドル・円が同移動平均線を下回らなければならない。


2024/03/26(火) 10:21 JST
ユーロ・ドルは3本の移動平均線に絡みつくもみ合い模様。先週金曜日、昨日と200日移動平均線を下回って1.0800レベルを試す場面があったが、同水準を破ることができなかった。今朝の市場では午前10:20現在、1.0840/45付近での値動き。ちょうど、200日線近辺だ。1.0800レベルがうまくサポートの役目を果たしている間はもみ合い相場の様相が深まる。同水準が突破されると1.0700レベルを試す動きに要注意となる。

上値に関しては引き続き1.0980/1.1000ゾーンがもみ合い圏の上限としてユーロの頭を重くしそうだ。破るのは簡単ではなさそうだが、ブレイクされると1.1140への上値余地が生じるのでもみ合い圏上抜けを狙う動きに気をつけたい。


2024/03/24(日) 22:28 JST

騰勢を保つドル・円は先週金曜日に151.86まで上昇、につけた151.94に迫る場面があった。146円台から上げ続けているだけに修正のドル売りに油断できないものの、現状では当面の天井をつけたとの判定はとてもできない。したがって、151.94を越えて152円台に乗せるリスクに対する警戒を緩めることはできないだろう。目先のターゲットは長期チャンネル上辺(3/20の記事参照)のある152.60近辺だ。

他方、下値に関してサポートは150.00/25ゾーンと149円台後半を上がってくる21日移動平均線だ。さらに、日足雲上限もサポートとして注目したい。同上限は148.58(月)、148.82(火)、149.15(水)に位置する。ドル・円が雲の中に入り込めば反発力が弱まりもみ合い色を帯び始めるのではなかろうか。


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