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2025/06/06(金) 10:30 JST
先週金曜日以降、ドル・円は概ね143.45±1.00ゾーン内で小刻みな売り買いが交錯する展開。相場のもみ合い色は濃いままだ。最近の値動きから判断して想定されるもみ合い圏は142.00/146.30ゾーンか。当面、ドル・円は同もみ合い圏からの離脱を探ることになる。
ドル・円がもみ合い圏から上抜けた場合、89日移動平均線をトライ。これも越えてくれば5月の高値148.65が試される。89日線は目先、146.90/147.05ゾーンを下がってくると予想される。他方、下値に関しては142.00レベルの非常に強いサポートが突破されると中・長期の相場観を左右しかねない、140.00水準を狙う動きに要警戒となる。
2025/06/05(木) 10:14 JST
ユーロ・ドルは小幅な値動きが続いておりじりじりと下値を切り上げる流れ。もみ合い色が残る中で21日移動平均線より上の水準を維持しつつレジスタンスと見た1.1425レベルを越えようとしている。
今朝の市場でユーロ・ドルは午前10:12現在、1.1433付近での値動き。上値を窺う動きがくすぶっているようだ。一昨日につけた1.1455が破られると1.1574を狙ってユーロ買いが強まるリスクに要注意だ。他方、下値に関しては21日線と日足雲上限が重なる、1.1290/1.1300レベルが目先のサポート。ユーロ・ドルがこれを下回れば、もみ合い色が濃くなる。想定されるもみ合い圏の下限は1.1130レベルか。同水準が破られると1.1065への続落リスクに気をつけたい。
2025/06/03(火) 10:14 JST
ドル・円は先週木曜日に146円台を回復したものの、その後は下値を削る展開。昨日は142.55まで売られる場面があった。今朝の市場では午前10:12現在、142.80付近での取り引きとなっている。
現状、ドル・円は21日移動平均線を挟んで上下動を繰り返しておりもみ合い相場の様相が強い。しかし、これが継続するためには142.00レベルのサポートが破られないことが条件だ。破られると重要なサポートである140円水準を試す動きに要警戒となる。ドル・円がそこで下げ止まらなければ強いストップロス売りが発動され一段と下値を追う恐れ。テクニカル面から中・長期的な相場観をドル弱気に傾かせかねない危険性を孕む。
上値に関しては144.50レベルがレジスタンス。ドル・円が同水準を上抜けて21日線に絡んでくるようだともみ合い相場の継続が確認される。21日線は目先、おそらく144.60近辺で推移すると見られる。
2025/06/01(日) 22:21 JST
ユーロ・ドルは方向感の見極めにくい展開が続いておりもみ合い色が深まってきた。ただ、先週木曜日を除けば5月21日以降、概ね21日移動平均線より上で推移していることから上値を窺う様子も見て取れる。
上値に関して注目ポイントは1.1425レベルのレジスタンス。ユーロ・ドルがこれを越えない限り、もみ合い相場が継続する。越えてくれば、1.1574を狙う動きに要注意となる。
ユーロ・ドルが21日線を下回れば、もみ合い色がさらに濃くなる。もみ合い圏の下値目処は1.1130レベル。同水準が破られると1.1065を試す動きに気をつけたい。
2025/05/29(木) 10:36 JST
5/29 | 5/30 | 6/2 | |
---|---|---|---|
抵抗線 | 147.10 | 146.98 | 146.87 |
日足雲上限 | 147.35 | 147.28 | 146.50 |
ドル・円は昨日、145.08まで上昇。今朝の市場では一段と上げ幅を拡大して一時、146.27付近をつける場面があった。21日移動平均線を上抜き日足雲の中にしっかり入り込んだ。ドル下落の流れはひとまず一段落したようだ。
142.10からの反発に勢いがあるため、上値余地に気をつけなければならない流れにありつつある。上値ターゲットは中期抵抗線、89日移動平均線、日足雲上限だ。中期抵抗線と雲上限は今後、上表のように下がってくる。89日線は目先、147.70/80付近を下降すると予想される。これら三つのポイントが非常に強い抵抗帯を形成すると見られる。さらに、その上には200日移動平均線が149.50/55付近で横ばい気味に推移する。これらをすべて通過してドル・円が150円台に乗せるのは簡単ではないだろう。しかし、予想に反して150円台乗せが現実となれば当面、下値を固めて中期的なもみ合い色が濃くなる。
下値に関してサポートは日足雲下限と142.00レベル。21日線は何度も跨がれているので重要なサポートにはなりにくいか。ただ、相場が短期的にももみ合い色が帯びてきたので下値は固そうだ。しかし、142.00レベルが突破されると140.00レベルを試す動きに警戒を要する。
2025/05/28(水) 10:44 JST
ユーロ・ドルは1.1065をつけて反発に転じたが、月曜日に1.1419まで上昇したあと伸び悩んだ。1.1425レベルのレジスタンスがうまく機能したようだ。
ここひと月ほどの間、ユーロ・ドルは21日移動平均線を挟んで上下動を繰り返していることから相場のもみ合い色が深まりつつあるようだ。ただし、ユーロ・ドルが21日線や日足雲が形成するサポートに下支えられるようだと上値を試す動きがくすぶることになる。1.1425レベルのレジスタンスが破られると1.1574トライに要注意だ。21日線は目先、1.1270近辺で推移しそう。日足雲上限は1.1285(水)、1.1289(木、金)に位置する。
ユーロ・ドルが21日線を下回ればもみ合い色が一段と濃くなる。このときの下値目処は1.1130レベルか。同水準がブレイクされると1.1065を試す動きに気をつけたい。
2025/05/27(火) 11:02 JST
ドル・円は148円台からほぼ直線的に下げ続け今朝の市場では一時、142.10付近まで売られた。142.00/35ゾーンのサポート帯に入り込み142.00を試す動きが明確になってきた。同水準が破られるとストップロスのドル売りを呼び込みドル・円は下落を加速する恐れがある。そうなれば、139.89を狙う動きに要警戒だ。139.89を含む140円水準は過去に三度、ドル下落を止めた重要なレベル(参照
)。これが破られると中・長期的な相場観を覆す、つまりドル弱気に傾きかねない危険性を孕む。140.00レベル突破後の目先ターゲットは137.25レベルだ。
上値に関しては上図に示した抵抗線に注目。ドル・円が同抵抗線をしっかり越えてくれば、ドル下落が一服しやすくなる。ただ、その上にある21日移動平均線や日足雲下限がレジスタンスとなってドル反発を阻みそう。21日線は目先、144円台半ば付近で推移か。日足雲下限は144.62(火)、143.80(水)、143.77(木)に位置する。
2025/05/22(木) 10:21 JST
日足雲 | 5/22 | 5/23 | 5/26 |
---|---|---|---|
下限 | 145.69 | 145.69 | 145.11 |
ドル・円は今月12日に148.65をつけたあと、その翌日から売られ続けて昨日、143.30をつけた。その間、日足チャートはほぼ陰線で埋め尽くされ21日移動平均線とサポートラインは破られた。下値リスクが膨らむ流れになりつつある。
目先、注目すべき下値ターゲット(サポート)は142.00/35ゾーン。同ゾーンがサポートとしてうまく機能すれば、局面はもみ合いへと移行する。逆に、破られると140円水準を試す動きに要警戒となる。
上値に関してレジスタンスはまず、日足雲下限。ドル・円がこれを上抜ければ89日移動平均線への上値余地が生じる。同移動平均線は目先、148.30/50ゾーンを下がってきそうだ。日足雲上限も同じ水準を並走するように下がってくるので両者が強いレジスタンスを形成すると予想される。
2025/05/21(水) 10:25 JST
日足雲 | 5/21 | 5/22 | 5/23 |
---|---|---|---|
上限 | 1.1145 | 1.1145 | 1.1145 |
ユーロ・ドルは1.1065で下値を固めたあと反発に転じたが、21日移動平均線に阻まれる形で伸び悩んだ。同移動平均線は目先、1.1275/85付近で推移すると予想される。ユーロ・ドルがこれを越えない限り、上値の重い流れが続く。越えてくれば、もみ合い色が濃くなる。上値は1.1425レベルがレジスタンスとなろう。
下値に関しては日足雲上限と1.1065がサポート。後者が破られると1.0890への下落余地に要注意。さらに、狙い目となる89日移動平均線の動向にも注目したい。89日線は目先、1.0850/70ゾーンを上がってきそうだ。
2025/05/20(火) 10:17 JST
日足雲 | 5/20 | 5/21 | 5/22 |
---|---|---|---|
上限 | 148.98 | 148.58 | 148.22 |
下限 | 145.93 | 145.69 | 145.69 |
ドル・円は148.65をつけたあとじり安の展開。昨日は144.67まで売られる場面があった。上値が重い印象となっているが、21日移動平均線とサポートラインを下回っていないので辛うじて堅調地合いは維持されている。しかし、両者が破られると上値が一段と重くなりドル売りになびきやすくなる。両者のうち、下側にある21日線は目先、144.45/70ゾーンを上がってきそうだ。破られると142.00/35ゾーンへの下落余地に要注意だ。
上値に関しては日足雲下限がレジスタンス。ドル・円がこれを上抜けて雲の中に入り込めば89日移動平均線、または日足雲上限への上値余地が生じる。同移動平均線は目先、148.55/75付近を下がってくると予想される。