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2025/12/03(水) 09:57 JST
ドル・円は一昨日、21日移動平均線を下抜いて154.67まで下落したが、終値は同移動平均線を下回らなかった。一時的なブレイクにとどまりクリア・ブレイクの判定を得るのは難しく、現時点ではまだ天井を見たとは言い切れないようだ。
ドル・円は堅調地合いが継続中だ。ただ、一時的にせよ21日線を割り込んでいるので下方圧力がくすぶっていることも意識せざるを得ない。したがって、相場がいきなり切り返して上値を一気に目指す流れにはなりにくいか。特に156.60/75ゾーンの抵抗帯が上値を重くしそうだ。ドル・円がこれを越えられないようであれば、同ゾーンを上限、154.67を下限とするもみ合い圏を形成するのではないか。
ドル・円が予想に反して上記抵抗帯を越えれば、157.20トライに要注意となる。他方、下値に関しては154.67突破で売り圧力の高まりに要警戒。このとき、153.60レベルへの下値余地が生じる。
2025/12/01(月) 10:31 JST
ここ最近、ドル・円はじりじりと下値を切り下げる展開。今朝の市場では午前10:10ごろに155円台半ばまで下落する場面があった。先週の安値155.66を下抜けようとしている。
相場の流れが転換したとのシグナルはまだ得られていないが、そうなる可能性が徐々に高まりつつあるようだ。下値の焦点は21日移動平均線。同移動平均線は本日の終値が155.21ならば同じ値をとる。破られると157.90で当面の天井を見たとの判断が有力となる。このとき、153.60レベルへの下値余地に要注意だ。
他方、上値に関してレジスタンスは156.60/75ゾーン。先週の水曜日以降、ドル・円は同ゾーンより下に押さえ込まれている。これが破られると157.20レベルが試される。
2025/11/30(日) 21:09 JST
ユーロ・ドルはチャートを見てわかる通り延々ともみ合いが続いている。この膠着状態から抜け出すための要素が今のところ見当たらないだけに当面、もみ合い相場が継続すると予想せざるを得ないようだ。
想定されるもみ合い圏はこれまでの見方通り、上限を89日移動平均線、下限を1.1470レベルとするゾーンだ。同移動平均線は目先、1.1645近辺を横ばい気味に推移すると予想される。もみ合い圏突破後の予想される狙い目も変わらず、上値は1.1730レベル、下値は200日移動平均線となろう。200日線は目先、1.1440/45レベルを上がってくると見られる。
2025/11/27(木) 09:45 JST
ドル・円は先週後半より上値の重い展開。昨日は155.66まで下落する場面があった。ドル上昇に対する修正の動きが優勢だが、当面の天井をつけたとの確証はまだ得られていない。確証を得るためには少なくとも21日移動平均線を下抜かなければならない。そうなればドル売りになびきやすい流れとなり153.60レベルへの下落余地が生じる。21日線は目先、155.00/20ゾーンを上がってきそうだ。
上値に関しては156.75レベルと157.20レベルがレジスタンス。後者が破られると157.90を試す動きに要警戒となる。
2025/11/25(火) 10:29 JST
ユーロ・ドルは21日移動平均線を割り込んでから上値の重い流れとなっているものの、同時に下値が固く1.1500近辺で下げ渋る展開。相場の流れはもみ合い色を帯びつつあるようだ。想定されるもみ合い圏は上限を89日移動平均線、下限を1.1470レベルとするゾーンだ。89日線は目先、1.1640/45レベルをなだらかに下がってくると見られる。
ユーロ・ドルが予想されるもみ合い圏からはみ出た場合、下値のターゲットは200日移動平均線。同移動平均線は目先、1.1415/25レベルを上昇すると予想される。これが破られると1.10台後半への下値余地が生じる。他方、もみ合い圏離脱後の上値ターゲットは1.1730レベルとなろう。
2025/11/23(日) 20:16 JST
ドル・円は先週木曜日に157.90をつけたあとその翌日に下押しを見た。急ピッチのドル上昇にブレーキが掛かった格好だ。しかし、これでもって天井をつけたと判定するには無理があるだろう。21日移動平均線よ上で推移している限り、157.90突破から158.88トライの可能性には引き続き注意を怠れない。
他方、下値に関してサポートはまず、155.20レベル。これが破られると21日線が試される。同移動平均線は目先、154円台半ば付近を上がってくると予想される。ドル・円が上昇一服感を出すためには21日線を破らなければならない。
2025/11/21(金) 09:19 JST
ユーロ・ドルは89日移動平均線に上値を阻まれて反落に転じてから陰線が連続して出現。昨日は1.1500をつける場面があった。売り圧力の強さが印象的だが、相場付きは依然としてもみ合い色を帯びている。
想定されるもみ合い圏は上限を89日線、下限を1.1470レベルとするゾーンだ。現水準からまだ下限まで下値余地を残しているのでその点は注意が必要だ。89日線は目先、1.16台半ばで横ばい推移すると予想される。
ユーロ・ドルが1.1470レベルを下抜けるともう一段、売り圧力を浴びる恐れ。このときの下値ターゲットは1.1400レベルだ。これも破られると短期的に1.10台後半への下落リスクに気をつけたい。
