テクニカル分析記事

2025/11/25(火) 10:29 JST
ユーロ・ドルは21日移動平均線を割り込んでから上値の重い流れとなっているものの、同時に下値が固く1.1500近辺で下げ渋る展開。相場の流れはもみ合い色を帯びつつあるようだ。想定されるもみ合い圏は上限を89日移動平均線、下限を1.1470レベルとするゾーンだ。89日線は目先、1.1640/45レベルをなだらかに下がってくると見られる。

ユーロ・ドルが予想されるもみ合い圏からはみ出た場合、下値のターゲットは200日移動平均線。同移動平均線は目先、1.1415/25レベルを上昇すると予想される。これが破られると1.10台後半への下値余地が生じる。他方、もみ合い圏離脱後の上値ターゲットは1.1730レベルとなろう。


2025/11/23(日) 20:16 JST
ドル・円は先週木曜日に157.90をつけたあとその翌日に下押しを見た。急ピッチのドル上昇にブレーキが掛かった格好だ。しかし、これでもって天井をつけたと判定するには無理があるだろう。21日移動平均線よ上で推移している限り、157.90突破から158.88トライの可能性には引き続き注意を怠れない。

他方、下値に関してサポートはまず、155.20レベル。これが破られると21日線が試される。同移動平均線は目先、154円台半ば付近を上がってくると予想される。ドル・円が上昇一服感を出すためには21日線を破らなければならない。


2025/11/21(金) 09:19 JST
ユーロ・ドルは89日移動平均線に上値を阻まれて反落に転じてから陰線が連続して出現。昨日は1.1500をつける場面があった。売り圧力の強さが印象的だが、相場付きは依然としてもみ合い色を帯びている。

想定されるもみ合い圏は上限を89日線、下限を1.1470レベルとするゾーンだ。現水準からまだ下限まで下値余地を残しているのでその点は注意が必要だ。89日線は目先、1.16台半ばで横ばい推移すると予想される。

ユーロ・ドルが1.1470レベルを下抜けるともう一段、売り圧力を浴びる恐れ。このときの下値ターゲットは1.1400レベルだ。これも破られると短期的に1.10台後半への下落リスクに気をつけたい。


2025/11/20(木) 09:50 JST

ドル・円が急伸。昨日の市場でドル・円は157.18まで上昇。中期のチャンネルを上抜けた。今朝の市場でも騰勢を維持。午前9:50現在、157.10付近での取り引きとなっている。

チャンネルを上抜け且つ、強い陽線の出現。まだ上値余地を予感させる値動きと読み取れる。目指すターゲットは1月につけた158.88。ここで止まらなければ、161.95が狙われる。

下値に関してサポートは155.20レベル。破られると急速に上がってくるであろう、21日移動平均線への反落余地に要注意だ。同移動平均線は目先、154.10/50ゾーンを上昇すると予想される。ドル・円がこれを下回らない間は上昇トレンドが維持される。


2025/11/18(火) 10:11 JST

チャンネル11/1811/1911/20
上辺156.27156.32156.38

ドル・円の上昇トレンドが継続中だ。昨日、155.31まで上昇したあと今朝の市場で一時、155.38付近まで上げ幅を拡大したもよう。午前10:10現在、155.25近辺での値動きとなっている。

ドル・円は堅調地合いを続け今のところ上昇リズムに狂いがない。目先のターゲットは想定されるチャンネル上辺に据え置いて良さそうだ。ただ、大した押し目もないまま相場水準を切り上げ来たので修正のドル売りには気をつけたい。ドル・円が21日移動平均線を下回るときがそのきっかけとなり得る。同移動平均線は目先、おそらく153.60/80ゾーンを上がってくると予想される。破られると152.85レベル、或いは151.55への反落リスクが生じる。


2025/11/16(日) 21:18 JST
ユーロ・ドルは先週木曜日に抵抗線21日移動平均線を越えて1.16台半ばへ上昇。下降トレンドに変化が訪れ下方圧力が弱まって相場のもみ合い色が深まりそうだ。

ユーロ・ドルの反発は89日移動平均線に阻まれた。もみ合い相場へ移行しそうな状況下、同移動平均線がその上限候補になり得る。ドル・円がこれを越えてくれば、もみ合い上限は1.1730レベルへ引き上げられる。89日線は目先、1.1655付近で横ばい推移しそうだ。

他方、下値に関して予想されるもみ合い圏下限は1.1530/40レベルか。破られると最近の安値1.1469を狙う動きに要警戒だ。


2025/11/14(金) 10:19 JST

チャンネル11/1411/1711/18
上辺156.15156.21156.27

ドル・円は非常に強いレジスタンスだった154円台半ばを上抜けて一昨日、155.05をつけた。昨日はやや伸び悩んだものの、堅調地合いを維持。今朝の市場では午前10:16現在、154.55付近での値動きとなっている。

ドル・円の上昇トレンドに今のところ大きな乱れがないようだ。この傾向を維持する限り、チャンネル上辺を狙う動きに注意を要する。同上辺は上表のように今後、156円台を上がっていく。

上昇に歯止めがかかるとすれば、ドル・円が21日移動平均線を下抜けるときだろう。そうなれば上げ一服感が強まり修正の下押しが入りやすくなる。このときの下値目処(サポート)は152.85レベル、或いは151.55となろう。21日線は目先、153.15/40ゾーンを上昇すると予想される。


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