ひまわり証券【エコトレFX】

テクニカル分析記事

2025/05/28(水) 10:44 JST
ユーロ・ドルは1.1065をつけて反発に転じたが、月曜日に1.1419まで上昇したあと伸び悩んだ。1.1425レベルのレジスタンスがうまく機能したようだ。

ここひと月ほどの間、ユーロ・ドルは21日移動平均線を挟んで上下動を繰り返していることから相場のもみ合い色が深まりつつあるようだ。ただし、ユーロ・ドルが21日線や日足雲が形成するサポートに下支えられるようだと上値を試す動きがくすぶることになる。1.1425レベルのレジスタンスが破られると1.1574トライに要注意だ。21日線は目先、1.1270近辺で推移しそう。日足雲上限は1.1285(水)、1.1289(木、金)に位置する。

ユーロ・ドルが21日線を下回ればもみ合い色が一段と濃くなる。このときの下値目処は1.1130レベルか。同水準がブレイクされると1.1065を試す動きに気をつけたい。


2025/05/27(火) 11:02 JST

ドル・円は148円台からほぼ直線的に下げ続け今朝の市場では一時、142.10付近まで売られた。142.00/35ゾーンのサポート帯に入り込み142.00を試す動きが明確になってきた。同水準が破られるとストップロスのドル売りを呼び込みドル・円は下落を加速する恐れがある。そうなれば、139.89を狙う動きに要警戒だ。139.89を含む140円水準は過去に三度、ドル下落を止めた重要なレベル(参照 )。これが破られると中・長期的な相場観を覆す、つまりドル弱気に傾きかねない危険性を孕む。140.00レベル突破後の目先ターゲットは137.25レベルだ。

上値に関しては上図に示した抵抗線に注目。ドル・円が同抵抗線をしっかり越えてくれば、ドル下落が一服しやすくなる。ただ、その上にある21日移動平均線や日足雲下限がレジスタンスとなってドル反発を阻みそう。21日線は目先、144円台半ば付近で推移か。日足雲下限は144.62(火)、143.80(水)、143.77(木)に位置する。


2025/05/22(木) 10:21 JST

日足雲5/225/235/26
下限145.69145.69145.11

ドル・円は今月12日に148.65をつけたあと、その翌日から売られ続けて昨日、143.30をつけた。その間、日足チャートはほぼ陰線で埋め尽くされ21日移動平均線サポートラインは破られた。下値リスクが膨らむ流れになりつつある。

目先、注目すべき下値ターゲット(サポート)は142.00/35ゾーン。同ゾーンがサポートとしてうまく機能すれば、局面はもみ合いへと移行する。逆に、破られると140円水準を試す動きに要警戒となる。

上値に関してレジスタンスはまず、日足雲下限。ドル・円がこれを上抜ければ89日移動平均線への上値余地が生じる。同移動平均線は目先、148.30/50ゾーンを下がってきそうだ。日足雲上限も同じ水準を並走するように下がってくるので両者が強いレジスタンスを形成すると予想される。


2025/05/21(水) 10:25 JST

日足雲5/215/225/23
上限1.11451.11451.1145

ユーロ・ドルは1.1065で下値を固めたあと反発に転じたが、21日移動平均線に阻まれる形で伸び悩んだ。同移動平均線は目先、1.1275/85付近で推移すると予想される。ユーロ・ドルがこれを越えない限り、上値の重い流れが続く。越えてくれば、もみ合い色が濃くなる。上値は1.1425レベルがレジスタンスとなろう。

下値に関しては日足雲上限と1.1065がサポート。後者が破られると1.0890への下落余地に要注意。さらに、狙い目となる89日移動平均線の動向にも注目したい。89日線は目先、1.0850/70ゾーンを上がってきそうだ。


2025/05/20(火) 10:17 JST

日足雲5/205/215/22
上限148.98148.58148.22
下限145.93145.69145.69

ドル・円は148.65をつけたあとじり安の展開。昨日は144.67まで売られる場面があった。上値が重い印象となっているが、21日移動平均線サポートラインを下回っていないので辛うじて堅調地合いは維持されている。しかし、両者が破られると上値が一段と重くなりドル売りになびきやすくなる。両者のうち、下側にある21日線は目先、144.45/70ゾーンを上がってきそうだ。破られると142.00/35ゾーンへの下落余地に要注意だ。

上値に関しては日足雲下限がレジスタンス。ドル・円がこれを上抜けて雲の中に入り込めば89日移動平均線、または日足雲上限への上値余地が生じる。同移動平均線は目先、148.55/75付近を下がってくると予想される。


2025/05/16(金) 10:17 JST
ドル・円は月曜日に急騰して148.65をつけたものの、その翌日から日足チャート上に3本の陰線を出現させて昨日、145.42まで売られた。月曜日の上昇分を帳消しにした格好だ。反発の勢いが削がれ今後、上値が重くなりそうだ。

最近の値動きを見る限り、日足雲が重石となっている様子が見て取れる。レジスタンスとなる日足雲下限は146.46(金)、146.46(月)、145.93(火)に位置する。ドル・円が同下限を突き抜ければ、89日移動平均線を試す動きに要注意。同移動平均線は目先、148.90/149.00付近を下がってきそうだ。

下値に関しては21日移動平均線に注目。目先、144.10/30ゾーン近辺を上がってくると予想される。ドル・円が21日線より上で推移する限りドル堅調地合いが維持されるが、下回れば上値が一段と重くなり相場のもみ合い色が深まる。