ひまわり証券【エコトレFX】

テクニカル分析記事

2025/08/07(木) 10:11 JST

8/78/88/11
サポートライン147.72147.91148.10

ドル・円は今週に入って21日移動平均線サポートライン近辺でもみ合う格好。両者をクリアに破ったかどうか微妙なところだが、流れはドル売りになびきやすい。今朝の市場では午前10:10現在、147.55付近での取り引き。サポートラインを下回った状況となっている。

下値に関して注目ポイントは火曜日につけた146.62。破られるとサポートライン・ブレイクが明確となるであろうから、続落リスクに要注意だ。ターゲットは89日移動平均線。目先、145.15/20付近で推移すると見られる。ドル・円がここで下げ止まらないようであれば、142.69への下落余地に気をつけたい。

ドル・円が下げ渋って148円台にしっかり乗せてくれば、もみ合いへと移行しやすくなる。想定されるもみ合い圏は上限を200日移動平均線付近、下限を146.60レベルとするゾーンとなろう。


2025/08/05(火) 10:14 JST
ユーロ・ドルは先週末に1.1392をつけたものの、その後に急反発。1.1597まで買い戻される場面があった。日足チャートには強烈な陽線が出現。その二日前に失った値幅以上に回復した。89日移動平均線がうまく相場を下支えたようだ。

ユーロ・ドルの下落の流れはひとまず一段落したと見てよさそうだ。今後はどこまで相場が回復するかを見極めることとなろう。上値のポイントは21日移動平均線。目先、1.1630/40付近で推移すると予想される。ユーロ・ドルがこれに阻まれるようだと流れはもみ合いへと移行か。このときの下値目処は89日線だ。同移動平均線は1.14台半ば付近を上がってきそうだ。ユーロ・ドルが21日線を越えると上値をもう一段、伸ばすリスクに要注意。ターゲットは1.1790/1.1830ゾーンに設定される。


2025/08/03(日) 20:32 JST
ドル・円は左図の通り、金曜日に強烈な陰線を出して150円台後半から147円台前半へ急落。21日移動平均線(147.57)をわずかに下抜いて147.30をつけたあとその日の安値圏で引けた。この印象的なローソク足を見せつけられれば、このあとの余波、続落リスクに無頓着ではいられないだろう。左図に示したサポートラインが破られると当面の天井を見たとの判断が優勢となろう。下値のターゲットは89日移動平均線だ。同移動平均線は目先、145.10/20付近を下がっていきそうだ。これも破られると142.69が視野に入ってくる。

ドル・円がサポートラインを下回らずに反発に転じた場合、上値に関してレジスタンスは200日移動平均線。目先、149円台半ば付近を軟調に推移しそうだ。ドル・円が同移動平均線を越えれば、相場のもみ合い色が濃くなる。


2025/08/01(金) 10:22 JST
ドル・円は昨日、150.84まで上昇。200日移動平均線を越えてきた。昨日の日足ローソクは強い陽線となっているため、まだ上値余地に注意を要する。目先の上値ターゲットは3月28日につけた151.21。或いは左図に示した中期チャンネル上辺のある、152.00付近だ。

下値に関しては200日線がサポートとなる。同移動平均線は149.55付近をなだらかに下がると予想される。さらに今後、急速に上がってくるであろう、21日移動平均線にも注目。目先、147.70/148.00ゾーンを上昇すると見られる。ドル・円がこれを下回れば、反発の勢いが衰えそうだ。


2025/07/31(木) 10:18 JST

ユーロ・ドルは昨日、1.1401まで下落。今朝の市場では午前10:15現在、1.1435付近での取り引きとなっている。

ユーロ・ドルは89日移動平均線になんとか下支えられ下げ止まったようだ。同移動平均線は昨日時点で1.1414にあって目先、1.1420/30レベルを上がっていく。この近辺でユーロ・ドルは下げ一服と見たいところだが、1.1400をしっかり下抜いていくようだと続落リスクに要警戒となる。下値ターゲット候補は[1.0178⇒1.1830]の上昇に対する38.2%戻し、1.1199付近、5月16日につけた1.1065、半値戻し(=1.1004)の1.1000レベルが挙げられる。

ユーロ・ドルが89日線にサポートされる形で下げ渋ったとき、反発の目安は1.1560/1.1600ゾーン。同ゾーンを越えてくれば、21日移動平均線を試す動きに気をつけたい。同移動平均線は目先、1.1650/65ゾーンを下がってくると予想される。


2025/07/30(水) 10:05 JST
ドル・円は21日移動平均線付近で下値を固めたあと反発に転じ昨日、148.81まで上昇する場面があった。流れは今のところ、もみ合い相場の様相を呈しているようだ。

想定されるもみ合い圏は21,200日移動平均線に挟まれるゾーンか。目先、21日線は147.00/30ゾーンを上昇しそう。200日線は149.58付近で横ばい気味に推移すると見られる。ドル・円がもみ合い圏からはみ出た場合、上値は心理的な節目となる150.00レベルがターゲット。下値は89日移動平均線付近が目処となろう。同移動平均線は145.15/25付近を下がっていくと予想される。


2025/07/29(火) 10:09 JST
ユーロ・ドルは昨日、1.1585まで下落。日足チャート上に強く長い陰線を引いた。21日移動平均線を跨いでもみ合い色が濃いものの、最近にない強いユーロ売りを見ただけにその余波となるフォローの動きに油断できない。目先の注目ポイントは1.1557。破られると続落余地に要警戒となる。目先のターゲットは1.1450レベル。ここで下げ止まらなければ89日移動平均線が狙われる。同移動平均線は1.1405/20ゾーンを上がってくると予想される。

1.1557がホールド(破られない)されれば、流れはもみ合いへと移行しそうだ。このときの上限は21日線、または1.1800レベルとなろう。21日線は目先、1.1690/1.1705ソーンを下降すると見られる。


2025/07/25(金) 10:32 JST
ドル・円は昨日、145.86まで下落。一時的に21日移動平均線を下回る場面があったが、まだクリアに破るまでには至らなかった。その意味では下値しっかりの展開となっているものの、149.19から上げ幅を大きく縮小しただけにもみ合い色を含んだ動きでもある。

ドル・円は当面、落ち着いた値動きか。21日線より上で推移する間は同移動平均線を下限、200日移動平均線を上限とするもみ合い圏での相場展開になりそうだ。21日線は目先、おそらく146.35/50ゾーンで推移か。200日線は149.62付近で横ばいとなろう。

ドル・円が21日線を明確に下回ればもみ合い色が一段と濃くなる。下値に関してサポートは89日移動平均線、或いは日足雲下限。89日線は145.25/30付近を弱含み推移しそうだ。日足雲下限は144.27で横ばい状態が続く。上値については148.00レベルが重くなると見られる。


2025/07/24(木) 10:37 JST

ユーロ・ドルは今週に入って日足チャート上に陽線を連発。昨日、1.1775まで上昇する場面があった。結果、上手に示した抵抗線をしっかりと上抜き、さらに21日移動平均線も越えてきた。どうやら、1.18台から続いていた下落の流れが一巡したようである。

テクニカル上、ユーロ・ドルはもみ合いへと移行しやすい格好になりつつある。ただ、重いと見た1.1725レベルが破られているので、まだ上値余地に対する注意が必要だ。目先、上値の目処は1.1800/30ゾーンとなろう。同ゾーンが突破されると1.2000レベルが狙われる。

下値に関しては21日線がサポート。目先、1.1710/15近辺で推移すると予想される。ユーロ・ドルがこれを下回ってくれば、もみ合い色が深まる。下値の目処は1.1615レベルか。破られると最近の安値水準、1.1560付近への下落余地に気をつけたい。