ひまわり証券【エコトレFX】

テクニカル分析記事

2025/10/06(月) 10:07 JST
ドル・円は今朝の市場で急騰。一時、149.87付近まで上昇したもよう。200日移動平均線を一気に飛び越えもみ合い圏の上限と見られる抵抗線を越えようかという勢いだ。同抵抗線は本日、149.80にあって149.78(火)、149.76(水)と下がっていく。150.00レベルもレジスタンスとなるのでドル・円が150円台にしっかり乗せてくれば重石が外されドル買いに反応しやすい流れとなる。このとき、150.92を狙う動きに要警戒だ。

ドル・円が抵抗線のクリア・ブレイクに失敗すれば、ポジション調整による反落に注意。下値の目処は今後上向きに転じるであろう、21日移動平均線か。同移動平均線は目先、おそらく147.85/148.00ゾーンを上昇すると予想される。ドル・円が21日線に絡んでくるようだともみ合い色が深まる。


2025/10/03(金) 10:51 JST
ドル・円は方向性を確定できないようだ。先週末に150.00レベルに迫ったものの、その後は急反落。一昨日、昨日と146.60レベルをつける場面があった。ただ、同水準付近には89日移動平均線と日足雲下限があってドル・円の下落を食い止めた。

ドル・円はテクニカル的に止まるべきところで止まった。一時見られた反発の勢いは消滅、流れはもみ合い色を深めつつあるようだ。想定されるもみ合い圏下限は146.60レベル。この近くを89日線が目先、146.85/90近辺を上昇しそう。日足雲下限は146.81で横ばいとなる。146.60レベル突破で145.50が試される。他方、上値に関しては200日移動平均線、或いは左図に示した抵抗線がもみ合い圏の上限か。200日線は目先、148.15/25レベルを下がってくると予想される。


2025/10/02(木) 10:47 JST
ユーロ・ドルは再びもみ合い色を帯び始めたようだ。先週木曜日に1.1646まで下落。89日移動平均線に迫ったが、届かずに反転したあと21日移動平均線に絡んできた。もみ合い相場にありがちな特徴が見て取れる。

想定されるもみ合い圏は上限を1.1820、下限を89日線とするゾーンか。89日線は目先、1.16台半ば付近を上昇しそうだ。ユーロ・ドルがもみ合い圏から抜け出た場合、上値ターゲットは最近の高値である1.1919、下値ターゲットは1.1575となろう。


2025/09/30(火) 10:36 JST
ドル・円は150.00寸前で頭打ちとなったあと反落。昨日は200日移動平均線にほぼ届く、148.48まで下落した。相場急騰に水を差された格好だが、21,200日移動平均線より上で推移している間は堅調地合いが保たれる。

上値に関してレジスタンスは150.00。破られると150.92を試す動きに要注意だ。他方、サポートなる21,200日線は148円台前半で互いに接近しそうだ。目先、200日線は148.30/40ゾーンを下降、21日線は147.95/148.00付近で推移すると予想される。両者は148円台前半で互いに接近しそうだ。ドル・円が両者を下抜けば反発の勢いが衰えるため、再びもみ合い色が強まろう。このとき、下値の目処は89日移動平均線。同移動平均線は目先、146.70/80レベルを上がってくると見られる。


2025/09/28(日) 21:22 JST
ユーロ・ドルは先週金曜日に左図に示したサポートライン21日移動平均線を突き抜け1.1646まで下落した。両者が作る強いサポートが破られたため、ユーロの上昇機運が衰えそうだ。

目先の下値ポイントは89日移動平均線だ。同移動平均線は1.1635/45レベルを上がってくると予想される。これも破られるとユーロに対する下方圧力がさらに高まりかねない。そうなれば、1.1575への続落リスクに要注意となる。

89日線がうまくユーロ・ドルを下支えれば、流れはまたもみ合い色を帯びると見られる。このときの上値目処は1.1820か。ブレイクされると1.1919を試す動きに気をつけたい。